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がんの免疫療法
 もともと人間の体は、がんの発生を防いだり、発育を抑制する働きを持っているとされています。その主役は免疫系と呼ばれるリンパ組織です。免疫系は体内に入ってきた細菌やウイルスなどを退治しますが、体の中にできたがんも排除しようとする働きがあるわけです。実際にリンパ球の一種のキラー細胞やNK細胞ががん細胞を退治することが確かめられています。
 いろいろな方法で免疫力を高めてがんを退治しようとする治療をがんの免疫療法と呼んでいます。免疫療法は一つでなく、いくつかの方法が提唱されています。

1.全般的に免疫力を高めるクスリ:免疫賦活剤
クレスチン、レンチナン、ピシバニール、(丸山ワクチン)など保健診療で認められています。
当院でも適宜使用しています。
論文などで効果が報告されており、安全性も確認されています。
2.全般的に免疫力を高めるといわれている食品:健康食品
アガリクス、プロポリス、メシマコブなど
効果について科学的な証明がなされていないものが多く、高価です。
3.がんに対する抗体を投与する治療
ハーセプチンなど
ハーセプチンは乳癌、胃癌に効果があります。当院でも保険診療で使用しています。
4.自己のリンパ球を培養して投与する治療
  
LAK療法、活性化リンパ球療法など
  高度先進医療の一環です。効果の報告はありますが、まだ実験段階であり、自由診療で
  高価です。当院では行っていません。