第5回花見川・八千代医療連携ネットワーク

12日、ホテルザマンハッタンに於いて、
第5回花見川・八千代医療連携ネットワーク
が開催されました。
特別講演は千葉大学医学部付属病院 
緩和ケアセンター長の田口奈津子先生にご登壇いただきました。
ご講演のテーマは
「オピオイドを用いた疼痛緩和を成功させるために~がん性疼痛VS非がん性慢性疼痛~」
がん性疼痛にオピオイドが有効なのは既知の事ですが
非がん性慢性疼痛に対するオピオイドの使用は歴史が浅く
臨床の場と研究者が試行錯誤している現状をお話しいただきました。
印象に残っているのは、
「疼痛緩和が成功したか否かは、ADLが維持できたかどうかにある」
という先生のご発言です。
痛みが去っても寝たきりでは疼痛緩和は成功したことにはならない。
という先生の言葉は、看護や介護の場で大変共感できるものです。
講演後の情報交換会も盛会にてお開きとなりました。
ご参加いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。(鴇田)