ビール工場のリスク管理

とあるビール工場を見学しました。
その際、異物混入に関する取り組み方にえも言えぬ
親近感を覚えました。
食品業界にとって異物混入対策は最重要課題だそうです。
原則は異物を「持ち込まない」「入れない」です。
これは医療の現場での感染対策に似ています。
感染源となるものを持ち込まない(防止対策)
患者や医療者の体内に入れない(感染対策)
ビールを充填させる工場は常に気圧が高く保たれ
ホコリや虫が入らないようになっているのも
手術室と同じ環境でした。
この徹底したリスク管理は、食品と医療という異なる分野
であっても、人が安全と安心を求めることに何ら変わりはありません。
さらにビールが好きになった鴇田でした。