傾聴していますか?

看護では傾聴技法がよく使われます。
例えば、痛みの訴えを傾聴するときは、
痛みを訴える相手をありのまま受け入れる(受容)
とても痛い、耐えがたく痛いことを知る(共感)
この(受容)と(共感)が傾聴の特徴です。
この人は大げさに訴えているのでは?と
思っては(受容)はできません。
(共感)は自分は実際には痛くないのに痛みを
感じることができることです。
大変難しいですが傾聴ができると、訴えている患者さんは
(この看護師さんは聴いてくれた、わかってくれた)
になると思います。
日頃さりげなく使っている傾聴は、実はとても奥が深い。
自身の準拠枠やバイアスは取り払い
無心で聴くことこそが「傾聴」であると思います。
私も仕事柄、毎日誰かの話を聴きますが
傾聴って難しいな~と思う日々です。(鴇田)