感染対策「温故知新」

ふと眺めた医学雑誌に、感染対策今昔が載っていました。
昔々は固形石鹸で手を洗い、アルコール綿を作り置きし、
ナースキャップを着け、予防衣を着ていました。
(今の人には通じないかも?)
現在は使用されていないものです。
固形石鹸の共用は細菌感染の伝播になりうること
作り置きアルコール綿は乾燥による濃度低下や
蓋の開け閉めによる埃の混入、複数の手指で取り出す
汚染の可能性が問題になりました。
ナースキャップは今だから暴露ですが、折り目に汚れが
付いたら洗う程度のかなり汚いものでした。
予防衣は(これを着ていれば安心!)という思い込みの
代物で、汚染が目に見えなければ大丈夫?と感染予防衣
なのに1日(もしくは数日)着ていました。
そして今は・・・・
液体せっけん(他者と共有しない)
個包装のアルコール綿(清潔を保持)
ビニールエプロン(1処置ごとに廃棄)
なぜ今はこうなのか?古きを知って新しきを知ると
正しく使う根拠につながりますね(鴇田)