当院で今年度予定されていた、看護学生の隣地実習が
中止となりました。
言わずもがな、新型コロナウィルス感染症の影響です。
文部科学省や厚生労働省は、看護師を含む医療職種を
目指す学生らが施設で実習できない場合、学内で代替授業を
行えば国家試験の受験資格と認めると通知しています。
そのためなのか、当院で実習を行うはずだった某大学から、
看護師の体験談と称したインタビューの依頼がありました。
撮影して学生に動画配信するそうです。
実習が無いまま国家試験を受けるのはおそらく前代未聞。
実習は看護師として働く覚悟を決める時間でもあります。
就職後のリアリティショックが心配ですね。
どうか、心折れることなく、国家試験を受けて合格して
と願います。そして晴れて看護師となった方々を
受け入れる現場は時間をかけて新人教育が行われる体制を
構築していかなければ・・・と思います。（鴇田）