安全対策の工夫(クラスターを体験して③)

陽性者と濃厚接触者を部屋ごとにゾーニングしたため
ケアを行う職員同士が廊下ですれ違う事態が発生。
PPEの装備だと、一瞬誰だかわからないことがあります。
古い基準の最成病院の廊下は狭くて、気を付けないと
接近してしまいます。
そこで考えたのが色分け。黄色(濃厚接触者)と赤色
(陽性者)のテープを体に貼ることで分け、お互いに
十分間隔をとってすれ違うようにしました。
また、PPEの着脱をチェックする看護師を配置。
少しでも違ったら注意喚起し、時にはやり直しもありました。
時間も人手も要しましたが、確実な手技こそ終息への近道と
信じて。そして実際に結果に繋がりました。
1人で行うとつい見過ごしてしまうケアレスミスも確実に
見直すことができました。
足りない人手をどう集めたのかについては次回書きます(鴇田)