鎮静剤を使用したらくらく内視鏡検査のご案内

2026年4月20日

鎮静剤を使用してウトウトしたまま、上部・下部内視鏡検査を受けることが可能です。苦痛感や不快感なくリラックスした状態で検査が受けられます。

鎮静法とは

鎮静法とは、薬を使って「ウトウトとうたた寝している状態」で検査を行う方法です。受診者さんはよりリラックスした状態で検査を受けていただくことが可能です。

胃カメラ検査と聞くと、ファイバーを飲み込むときの不快感や胃の中が空気でパンパンになる苦しさをイメージする方がいるかもしれません。また、大腸カメラ検査と聞くと、大腸の中が空気でパンパンになる不快感をイメージする方がいるかもしれません。鎮静法を使用することで、これらの不快感を和らげることが可能となります。

全身麻酔と違い、声をかければ目が覚める程度の浅い睡眠状態となります。そのため、比較的早く通常の状態に回復することができます。

ごくまれに検査中に呼吸・血圧に影響したり、検査後に気持ち悪くなる場合があることが知られていますが、当院では麻酔科医の監修のもと、安全に検査を行うため薬の使用量を調節し、かつ検査中は常に指先で酸素濃度をモニターしているため、「麻酔は怖い」「鎮静剤は怖い」と思われる方でも、安心して検査を行うことが可能です。

このような方に鎮静剤の使用がおすすめです

胃カメラの場合

  • ◎胃カメラを口から入れる時にオエっとなりやすい方
  • ◎過去に胃カメラで苦痛を感じたことがある方
  • ◎経鼻内視鏡でも苦しかった方
  • ◎胃カメラ検査に対する緊張や不安が強い方
  • より精密な胃カメラ検査を受けたい方(受診者さんがオエっとならないほうが医師は詳細に観察が可能となります。これはとても重要です。)
胃カメラの場合

大腸カメラの場合

  • ◎大腸カメラを受けるのが初めての方
  • ◎過去に大腸カメラで苦痛を感じたことがある方
  • ◎大腸に癒着があると言われたことがある方
  • ◎大腸カメラ検査に対する緊張や不安が強い方
  • より精密な大腸カメラ検査を受けたい方(受診者さんが痛がらないほうが医師は詳細に観察が可能となります。これはとても重要です。)
大腸カメラの場合

×内視鏡検査で鎮静剤を使用できない方

  • ◎重症筋無力症の患者さん(症状悪化のおそれ)
  • ◎授乳中で断乳できない方
  • ◎当日自動車などの運転の予定がある方(検査日は公共交通機関を利用してお越しください)

■鎮静剤の使用の流れ

  • ①カメラの検査を行う前に点滴を入れます。その後、鎮静するための薬を入れます。受診者さんがウトウトし始めたら検査を開始します。
  • ②当院では検査後、横になったままの患者さまをストレッチャーでリカバリールームにお運びし、そのままお休みいただいております。無理に歩く必要がありませんので、リラックスしてお過ごしいただけます。
  • ③検査終了後は、しっかり目が覚めるまでそのまま30分~60分程度お休みいただきます。
  • 鎮静剤を使用した場合、眠気が残る可能性があるため、検査当日は車やバイク、自転車の運転は禁止させていただいております。当院では基本的に鎮静剤を使用することで検査の苦痛をできる限り軽減し、検査はすべて消化器内視鏡専門医が施行することによって質の高い診断・治療を行うことを目標としています。
詳しくは医師にお尋ねください。