担当看護師より

    • 1階急性期病棟 消化器外科、内科、整形外科を主とした重症な患者や緊急度が高い患者の治療や検査入院を受け入れています。全身状態が安定せず集中的な治療や観察が必要な患者さんが多いため、迅速な対応が求められます。状態が安定すると同時に退院もしくは転棟するため入院時からの退院に向けた支援を行います。

      病棟管理者:浅野信子  (看護師長)

      患者さまやご家族が抱く「手術や病気に対する不安」ができるだけ軽減されるよう配慮した対応を心掛けています。地域性から80才を超える患者さまが手術をされることも珍しくなく、患者さまを取り巻く生活環境に考慮しながら早期離床を目指した看護を行っています。

    • 2階回復期リハビリ病棟 回復期対象の患者さまに対して、機能の回復や日常生活で必要な動作の改善を図り、寝たきり防止と社会や家庭への復帰を目的としたプログラムに基づき、多職種が協働で集中的なリハビリテーションを実施しています。

      病棟管理者:西塚弘美  (看護師長)

      退院後の生活をイメージしながら、社会復帰への情報提供や関連部門との調整に力を入れています。急性期病棟から転棟してくる患者さまの情報は、週1回のカンファレンスで共有します。リハビリスタッフやMSWとの連携もスムーズで大規模病院にない中小規模病院だからできる和をもとに看護を行っています。

    • 2階療養病棟 慢性期の病状であるが引き続き医療的なケアや病院での療養を必要とする方を対象とし、医師の管理下で看護、介護、リハビリテーションなどを提供しています。また、終末期患者さまの療養生活を支える役割がある病棟です。長期入院患者さまが多く、意志表示が困難な日常生活自立度が最重度である方が多いことも特徴です。

      病棟管理者:西塚弘美  (看護師長)

      看護師と看護補助者の配置が同等の病棟なため、双方が協力し合ってケアに当たっています。身体抑制をできるだけ行わないことや褥瘡予防、口腔ケアに力を入れています。永い療養期間を経て、退院する患者さまやご家族の笑顔に力をもらっています。

    • 3階地域包括医療病棟 高齢者を含む地域の皆様の急性期疾患を対象とし、主に中等症~軽症例の手術・治療を行います。入院時から治療後のリハビリ計画や退院に向けた支援を一貫して提供する病棟で患者さんの状態に合わせたケアが必要です。他職種がチームとなり、早期に自宅に戻れるようケアを提供していきます。

      病棟管理者:青野しげり(看護師長)

      手術日は週に4日間あり、周術期看護が中心となります。保存療法では、シーネ・ギプス固定、創外固定、介達牽引などが行われ幅広い看護技術の習得が望まれます。高齢者の転倒による大腿骨骨折が最も多く、安全な療養環境を提供できるよう取り組んでいます。内科は点滴や酸素の治療がメインです。呼吸状態や循環動態を観察し、異常の早期発見に努め、緊急時には素早く対応できるようスタッフ全員で取り組んでいます。

    • 4階地域包括ケア病棟 当院の地域包括ケア病棟の役割は、①急性期からの患者さまを受け入れリハビリを行う ②在宅復帰の支援 ③在宅介護や施設からの緊急時受け入れの3つです。高齢者が多く、急性期治療を終えてもADLが落ちてしまい退院ができない患者さまの多くを受け入れています。また、在宅復帰が困難な患者さまの担当者会議が毎日のように行われ地域と連携をとりながら、元の生活に戻す支援を行っています。

      病棟管理者:高橋由香(看護師長)

      多職種との情報共有を重視しています。高齢者がリハビリを行っても元の生活に戻れるとは限りません。どうしたら元の生活に近づけるのかを担当看護師、リハビリスタッフ、MSW、ケアマネ、訪問看護、介護、その他地域の担当者とともに入院中から支援していきます。そのため「生活の視点」の看護を目標としています。

    • 手術室 手術室は3部屋と小規模ですが、消化器外科手術、内視鏡外科手術、乳腺外科手術、整形外科手術等を行っています。手術を受けるということは、ほとんどの患者さまにとって未知で不安なものです。そのような漠然とした不安を理解し、安心して手術を受けられるように常勤麻酔科医とともに看護師が術前・術後の訪問を実施しています。

      手術室管理者:小川奈帆子(主任看護師)

      普段は和気あいあいとした手術室ですが、手術が開始されるときの張りつめた緊張感は命の現場そのものです。手術室では、麻酔科医、各科医師、看護師、放射線技師、看護補助者が一丸となってチームで周術期の医療を行っています。何よりも安全が最優先となる手術室の看護ですが、術前の患者さまの不安を和らげる看護も同じくらい力を入れています。

    • 外来 当院は、地域の病院として高度な医療機器と入院機能を有した二次救急医療機関です。複数の診療科の外来診療を行っている中、救急患者さまも受け入れています。地域医療連携の牽引役としての役割を担っており、近隣の診療所と相互に協力・連携し、地域医療への貢献に努めています。

      外来管理者:下村久美子(看護師長)

      外来のスタッフは、医師の診療の補助業務のほかに安全に迅速に適切に診療が受けられるよう、問診したり、採血や注射などの処置などを行います。また、療養指導や薬剤の使用に関する指導など多岐にわたる業務を行っています。世の中が入院医療から外来医療へと変わりゆく中、外来スタッフが一丸となって患者さまのニードに対応できる看護を目指します。

    • 入退院支援・退院調整看護師

      管理者:塚原美与子  (看護主任)

      入院中(通院中)から治療後のことも一緒に考え、必要なケアを早めに取り入れ、在宅で過ごすためには何が必要か、何が困ることになるのかという視点で入院時より介入していきます。医療ソーシャルワーカーとともに「その人らしい生活」を支えるためにあらゆる角度からの退院支援・調整を行っています。

    • 医療安全管理者

      担当者:城戸口幹子  (看護師長)

      医療安全管理者は、患者さまに安全な医療サービスを提供するために、病院内の安全管理を担っています。医療事故防止のため患者さまと医療従事者とで、お互い協力しより良い関係で作り上げていくことができるよう、努力していきたいと思います。

    • 感染管理認定看護師

      認定看護師:村吉竹美  (看護統括師長)

      院内の感染のリスクを低減するために、 医療関連感染の発生の監視、予防と対応、職業感染対策、職員への感染対策教育、病院環境のファシリテーター、感染管理システムの構築を行っています。

    • 感染管理看護師

      感染管理看護師:玉城裕子  (看護師長)

    • 認知症看護認定看護師

      認定看護師:清宮裕美(看護師長)

      認知症の方が安心できる療養環境を整え個別性に合わせた看護を実践を牽引しています。 教育担当者としての役割も担っています。