看護師の特定行為の拡がり

特定行為とは、38行為21区分のうち研修を終えた
いずれかを医師からの手順書に基づき看護師が
行うことができる診療補助行為です。
例えば、褥瘡の治療や動脈血採血、輸液の
調整など必要とされる医療をタイムリーに行えます。
看護師の役割拡大という大きな意義の他、
医師の働き方改革にも貢献が期待されています。
先日の厚労省の会議では、特定行為を行える
看護師がいる病院はその内容を広告表示してよい
ことが大筋で合意したそうです。
現在、当院でも認定看護師教育と並行して、特定行為
の研修を受けている看護師がいます。
リモートから対面授業になり、大変な毎日を送っています。
職場復帰は次年度になりますが、制度の拡がりとともに
活躍の場もさらに広がっていると思います。(鴇田)