ウサギとカメのお話

新聞で某有名な作家のコラムを読みました。
日本では有名な童話「ウサギとカメ」
教訓の解釈は諸説ありますが、歩みが遅くとも脇道にそれず、
着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得る、
といったところでしょうか。
これをインド人が読むと全く違う解釈になるそうです。
「カメは悪い奴」になるそうです。なぜなら
「寝ているウサギをどうして起こしてあげないのか?」
「もしかしたら具合が悪いのかもしれない」
「それを素通りするなんて悪いカメだ」
となるそうです。
国民性の違い、文化の違いなのでしょうか。
これを書いた某作家は、私たちが当たり前と思っている常識が
世界には通じないかもしれません。と締めくくっていました。
人の数だけそれぞれの考え方、受け止め方がある、それは
組織においても同義であると思います。
頭と心を柔軟にしておきたいものです。(鴇田)